ヴィッセル神戸の社長交代についてダラダラと書いた気まぐれ裏書。

急遽発表された社長交代だった。


J2降格からJ1昇格という道筋をつけてくれた清水前社長には感謝の言葉しかない。
J2降格というマイナス面をあまり痛感させることなく、上手くチーム運営を行った手腕は「ホンモノ」だったように思う。勿論、細かいサービス面でのマイナスはあったようにも思うが、理解できる範囲内のものであったように思う。

確かにヴィッセルは大赤字を計上しているが、日本でも有数の設備を持つチームがこんな成績では当然赤字になる。赤字の中でもユースや設備などにも適切な投資をしてくれた清水氏には本当に感謝である。
様々なクラブの内紛等々からすれば、僕たちは非常に恵まれていた。

J1再昇格1年目の2014シーズンも順調なチーム運営だったように思う。
驚いたRマークのユニフォームも見慣れてくればマシなように思えてきたし、2015年のGKユニフォームに比べたら余裕である。(ユニフォームについてはまた後日)


ヴィッセルが、健全な経営をするにあたり基盤をしっかりと固めていくという方針を全面に打ち出したのが2010年からの叶屋体制だったはずで、叶屋氏(が無念の退任を強いられて)から清水氏にその方針が引き継がれてちょうど4年。いよいよとヴィッセルは新しいステージへと突入していくということだろう。そういうことならば新しい社長は楽天グループからの落下傘 池田氏というのも納得がいく。既報の通り、池田氏は創設当初から東北楽天イーグルスの集客面などを主に担当してきた『その道の』プロである。つまり、今後はヴィッセルとして集客面に注力していくということになる。(恐らく、マーク・イングラ氏の起用も今から生かされてくるはずである)

楽天グループの傘下に入った今年以降、今以上に成績や集客、経営状態には厳しい視線が向けられることは言うまでもない。だが、その一方で(イーグルスのように)大きく飛躍するチャンスでもある。
そういう挑戦に打って出たヴィッセル神戸の本気をチーム全体から感じ取れるようなシーズンになることを切に願っている。