新年早々の喧騒の中で・・

明けてもう7日が経ちました。
この3日間は(西野朗風に言えば)タフな日々で、かつ正月休みの間に人間性が鈍っていたこともあり、非常に厳しい状況でした。

学生などは好き放題やって(SNSで恥を世界に晒して)いることでしょうが、
真っ当に働かれている皆さんも僕と恐らく同じ境遇のはずです。

そうですよね?笑


さて、こういうときにこそお風呂などで本を読んでみるのはいかがでしょうか?
1日5分でも良いので好きな本、気になった本を読む時間を作る意識を持てば、
ちょっとだけ心に余裕がもてると思います。

このチラシの裏では主にフットボールを中心にしているので今回は是非とも読んでいただきたいフットボール関連の本を2冊ご紹介します。




1)「90歳の昔話ではない」賀川浩・著 (東邦出版)

神戸在住の大御所の書籍です。最近FIFAから表彰を受けていらっしゃいましたね。(http://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20140623/204664.html
で、この本の内容は御大のWEBサイトで公開されているお話ともちょっと被っている部分もあるのですが、主にワールドカップなどを軸とした日本サッカー界の歴史(の一部)を様々なエピソードを交えながらひも解いています。
(似たような連載をサッカーマガジン誌上で連載されていましたが、今回の書籍とは別物です)

とにかく奥が深くて面白いんです。でも、凄くライトに入ってくるのです。
俗にいう「賀川文字」から繰り出される軽快で濃厚な文章を是非とも堪能していただきたいです。
ただし、一気読みは禁物です。(じっくりと味わってください)


2)「ことの次第」倉敷保雄・著 (ソル・メディア)

独特の言い回しで賛否両論があるフリーアナウンサー倉敷保雄が「フットボリスタ」誌で連載をしているコラムをまとめた一冊。
コラムも独特の言い回しなのですが、非常に面白い切り口でこちらも軽快にサッカー界のあれこれについて書かれています。雑誌の連載コラムと言うことで量も適量です。たまにJリーグのことも書いてあってそこも良いところです。(Jの中継も担当されているのです)
特筆すべきはこのコラムについてくるイラストがキュートなんです。
今や色々な媒体に書かれている内巻敦子さんの愛情たっぷりなイラストが堪りません。
これだけのために買っても良いぐらいです(笑



以上の2冊を新春の癒しとしておすすめします。
あ、あと「通訳日記」矢野大輔・著 もお勧めです。けどちょっとこれは濃いので省きました(笑)